
Column
コラム
防犯カメラ
2025.07.24
街頭用防犯カメラ2
前回コラムでは街頭用防犯カメラの有用性について掲載させていただきました。
今回はカメラの選び方について簡単にお話ししようと思います。
様々な機能・性能・のものがあり、何を選べばいいのか迷う街頭用カメラですが、大きくは下記8つを検討事項として自治会様などにご提案しています。
1.設置の目的:有事の際の記録として残すのか、抑止力のためのダミーではだめなのか。
・ダミーの場合、実際のカメラと外見は変わらないですが、録画機能がなく、 見た目だけが本物ですので費用が5~10分の1程度で済みます。
・「防犯カメラ作動中」の看板を掲げることで一定程度の抑止力を働かせることはできる。
・有事の際の映像記録がないのがデメリットとなります。
・映像記録が目的であれば以下のことを検討します。
2.レコーダー機能付き街頭カメラを設置する場合。
形状
①バレット型(BOX型、銃のような形)→カメラレンズがどの方向を向いているかがわかる。
②ドーム型→カメラレンズがどの方向を向いているかがわからない。
③PTZ型→遠隔操作ができ、遠くにいてモニタリング及びカメラ画角を操作できるタイプ。
①②についてはカメラがどこを撮っているか、判別できた方がいいのか、できない方がいいのかを基準に判断すれば良いと思います。
③については自治会内に設置する場合はお勧めしません。
プライバシー侵害の恐れがあるモニタリングではなく、必要に応じて画像を取り出すことが目的だと考えます。
3.画像を取り出す際の方法
記録媒体(SDカード)を本体から抜き、PCにデータを移植する方法と、カメラ本体から無線通信(WiFi)によりPCにデータをダウンロードする方法があります。
前者はカメラ設置位置まで昇柱しSDカードの取り出す(戻す)作業が必要ですが、後者はカメラの真下でPC操作にて映像を取り出すことができます。
4.画素数
スマホに搭載されているカメラ性能を想像されればお分かりかと思いますが、この20年でカメラの性能は飛躍的に進歩しました。15メートル程度の距離の撮影であれば、200万画素で十分車のナンバーは読み取れます。
5.マスキング機能の有無
例えば路上を撮影することが目的でも、設置画角によって個人宅の窓や玄関が映り込んでしまう場合があります。
プライバシー侵害防止の観点から、部分的に映像撮れなくする機能をマスキングといいます。

※マスキング例
※200万画素・交差点までおよそ20ⅿほど。
6.赤外線照射距離
夜間(照度がない)の撮影時、どの程度の距離まで赤外線が有効で撮影可能かどうかの指標です。夜間は基本白黒撮影となりますが、中にはカラーで夜間撮影できる高機能対応もあります。
※推奨:20m以上
7.防水防塵性能
年中屋外にて風雨にさらされる街頭用カメラですので、一定程度の防水・防塵性能がある方がいいと思われます。IP55以上推奨。
8.使用環境温度
防犯カメラは電子機器ですので、低温または高温の限度を超えると正常な動作を行わなくなる可能性があります。
(推奨:-10℃~+50℃)
以上が街頭用防犯カメラを選定する際の検討事項となります。
機能と価格は比例関係にあることはご想像の通りだと思います。
カメラの機能・性能により金額は大きく変わりますが、標準工事内でれば施工料については原則大きく変わることはありません。
今回はカメラの選び方について簡単にお話ししようと思います。
様々な機能・性能・のものがあり、何を選べばいいのか迷う街頭用カメラですが、大きくは下記8つを検討事項として自治会様などにご提案しています。
1.設置の目的:有事の際の記録として残すのか、抑止力のためのダミーではだめなのか。
・ダミーの場合、実際のカメラと外見は変わらないですが、録画機能がなく、 見た目だけが本物ですので費用が5~10分の1程度で済みます。
・「防犯カメラ作動中」の看板を掲げることで一定程度の抑止力を働かせることはできる。
・有事の際の映像記録がないのがデメリットとなります。
・映像記録が目的であれば以下のことを検討します。
2.レコーダー機能付き街頭カメラを設置する場合。
形状
①バレット型(BOX型、銃のような形)→カメラレンズがどの方向を向いているかがわかる。
②ドーム型→カメラレンズがどの方向を向いているかがわからない。
③PTZ型→遠隔操作ができ、遠くにいてモニタリング及びカメラ画角を操作できるタイプ。
①②についてはカメラがどこを撮っているか、判別できた方がいいのか、できない方がいいのかを基準に判断すれば良いと思います。
③については自治会内に設置する場合はお勧めしません。
プライバシー侵害の恐れがあるモニタリングではなく、必要に応じて画像を取り出すことが目的だと考えます。
3.画像を取り出す際の方法
記録媒体(SDカード)を本体から抜き、PCにデータを移植する方法と、カメラ本体から無線通信(WiFi)によりPCにデータをダウンロードする方法があります。
前者はカメラ設置位置まで昇柱しSDカードの取り出す(戻す)作業が必要ですが、後者はカメラの真下でPC操作にて映像を取り出すことができます。
4.画素数
スマホに搭載されているカメラ性能を想像されればお分かりかと思いますが、この20年でカメラの性能は飛躍的に進歩しました。15メートル程度の距離の撮影であれば、200万画素で十分車のナンバーは読み取れます。
5.マスキング機能の有無
例えば路上を撮影することが目的でも、設置画角によって個人宅の窓や玄関が映り込んでしまう場合があります。
プライバシー侵害防止の観点から、部分的に映像撮れなくする機能をマスキングといいます。

※マスキング例
※200万画素・交差点までおよそ20ⅿほど。
6.赤外線照射距離
夜間(照度がない)の撮影時、どの程度の距離まで赤外線が有効で撮影可能かどうかの指標です。夜間は基本白黒撮影となりますが、中にはカラーで夜間撮影できる高機能対応もあります。
※推奨:20m以上
7.防水防塵性能
年中屋外にて風雨にさらされる街頭用カメラですので、一定程度の防水・防塵性能がある方がいいと思われます。IP55以上推奨。
8.使用環境温度
防犯カメラは電子機器ですので、低温または高温の限度を超えると正常な動作を行わなくなる可能性があります。
(推奨:-10℃~+50℃)
以上が街頭用防犯カメラを選定する際の検討事項となります。
機能と価格は比例関係にあることはご想像の通りだと思います。
カメラの機能・性能により金額は大きく変わりますが、標準工事内でれば施工料については原則大きく変わることはありません。